多様な局地的気候と多彩な土壌を持つオーストリアでは、数百種類の品種の栽培が行われてもおかしくないのですが、しかし、品質第一の考え方を優先して品種の許可を与えています。このため、約30種類の品種のみが公的に「区別」され、クヴァリテーツヴァインおよびプレディカーツヴァインの生産用に許可されています。これらの品種は、収穫量や出来上がるワインの品質という点で、国内ワイン栽培上、それぞれ異なる重要性を持ちます。
ここでは皆様にブドウの品種、品種の特性および各品種から作られたワインの性質についてご紹介します。


大半のブドウ畑では白ワイン用品種が栽培されています。赤ワイン用品種の栽培面積は全体の4分の1以下です。オーストリアの最もメジャーな品種はなんといってもグリューナー・ヴェルトリーナー(オーストリアの代表的地場品種)であり、その栽培面積はブドウの総栽培面積の36%を占めています。
「インターナショナル」な品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンは栽培面積としてはまだ少ないものの、オーストリアでも非常によく育ち、特に高品質ワインの生産に適しています。
| 白ワイン | % | 赤ワイン | % |
|---|---|---|---|
| グリューナー・ヴェルトリーナー | 36.04% | ブラウアー・ツヴァイゲルト | 8.97% |
| ヴェルシュリースリング | 8.91% | ブラウフレンキッシュ | 5.44% |
| ミュラー・トゥルガウ | 6.78% | ブラウアー・ポルトギーザー | 4.86% |
| ヴァイスブルグンダー & シャルドネ | 6.05% | ブラウアー・ブルグンダー | 0.84% |
| リースリング | 3.39% | ザンクト・ラウレント | 0.86% |
| ノイブルガー | 2.26% | ブラウアー・ヴィルトバッハー | 0.96% |
| フリューローター・ヴェルトリーナー | 1.29% | その他 | 3.53% |
| ムスカット・オットネル | 0.86% | ||
| トラミナー | 0.75% | ||
| ブーヴィエ | 0.75% | ||
|
ルーレンダー
(グラウアー・ブルグンダー/グラウブルグンダー) | 0.60% | ||
| ゴルドブルガー | 0.64% | ||
| ツィアファンドラー/ ロートギプフラー | 0.45% | ||
| ローター・ヴェルトリーナー | 0.53% | ||
| ソーヴィニヨン・ブラン | 0.65% | ||
| シルヴァーナー | 0.11% | ||
| その他 | 4.47% |
